御殿とは

八百萬神之御殿とは、各国の先祖、各宗旨の御本体、各家庭の先祖が子孫繁栄のために話し合いをし、罪がある人は罪滅ぼしを、また罪を作らないように子孫に指導するところです。

昭和32年1月15日午前5時、先祖がこの土地に集まって、この日からさかのぼること5320年前から世界中の先祖が子孫を幸せにするために集まって話し合いをする総会の会場がこの「大神山」であることがわかりました。はじめは小さくて粗末なものでしたが、神仏をお奉りする家(仮御殿)ができたことによって、それまで「会場」だったのが「御殿」にかわったのです。

天乃剱大神(あまのつるぎおおかみ)

上野邦夫(1922~2008)は終戦後帰還してからは、家や川、滝さらに賢見神社(三好市山城町)で修行をしました。ところが昭和26年から取り次ぎをしても御利益がもらえない人がでてきたので何故だろうとさらに修行をしていると、ある日剣山の神様の「建速須佐之男命」に「世界中の先祖に身を授けないか」と言われ、賢見神社の神様に相談したところ、剣山の神様が言うのなら賢見神社の神様が協力すると言ってくれました。

昭和29年1月15日、その日から剣山において3年間穀物をいっさい口にせず、1年中ランニングシャツに半ズボン姿で昼夜を問わず修行をし、昭和32年1月15日午前5時に「天乃剱大神」の御神名を戴いて魂の取り次ぎ(魂の位の上げ下げをする)の許可を得ました。(現在は「天乃大王」の御神名にかわっています)